スタッフインタビュー

  • 役場職員として培った
    経験を生かしたい

  • 2018年度入社
  • 大阪本社勤務
  • 自治体ソリューション事業部 自治体プラットフォーム部 営業
  • 五十川 俊一

入社前はどのような仕事をしていましたか

大学では教育学部に所属していましたが、学校の先生になる自分が想像できず、これと言って特にやりたいこともなく、大学卒業後は地元の町役場に勤めることにしました。
この時点で余り前向きな就職動機ではありませんが、役場職員として八年間勤務して、社会の仕組みや制度を幅広く理解できたことは自分にとって大きな財産になったと感じています。
経験年数としては短かったのですが、幸か不幸か異動が多く、4つの部署を経験しました。当時は異動の度に「せっかく覚えた仕事から離れ、また一から勉強するのか…」とマイナスな気持ちもありましたが、今となっては良い経験ができたと思いますね。
1つの部署の中には複数の係がありますので、係レベルの異動も含めれば、毎年のように担当する業務が変わっていました。

そんな中、どの部署へ行っても共通して「時間をかけて行っているアナログ業務」が多く、これってもっと効率よくできるのでは?と感じながら仕事をしていました。
システム系については特別な知識はありませんでしたが、自分なりに現行の作業フローを見直して手作業を減らしたり、表計算ソフトで自動化できる部分はできるだけパソコンに処理させようと考えるようになりました。
ちょっとしたことですが、実際に取り組んでみて事務作業が正確に素早く処理できたという確かな実感が持てました。
他の職員からこの手の協力を依頼され、アドバイスして改善できた暁にはやはり達成感がありましたし、いつの間にかそれが自分のモチベーションにもなっていました。
また同時に、自分でできることの限界に気づくようにもなりました。自分の能力的な限界と表計算ソフトの限界です。ですから、役場で実現できなかったこともたくさんあります。

まだまだ職員の改善要望は多く、今後職員の数が減っていく中でこれまで以上の事務をこなしていくためには、様々な作業のデジタル化とシステム化が必須だということは明白でした。
そんな中、シフトプラスが自治体向けWebシステムのサービスを提供していること知り、かなり興味を持ちました。
僕にはシステムの技術的な能力はありませんが、役場職員として培った経験を生かして、ITソリューション分野に関わりたいと思いました。
これがシフトプラスに入社したきっかけです。

現在のお仕事の内容を教えてください

役場職員時代(特に総務や企画の部署に所属していた頃)には、突然窓口に営業マンがやってきて「うちのシステムどうですか~?」って迫ってくることが多々ありました。
いかにして追っ払うか、色んな理由を考えていましたが、今はその逆の立場ですね(笑)。
最近は、Webアプリを自治体と共同開発することがメインなので、自治体職員様と直接関わって、企画・提案・ヒアリングなどを行っています。

今のお仕事のやりがいはどんなところですか?

前職は、やるべきことがすでに用意されていて毎日こなしていくルーティンワークだったのに対し、今の仕事は、今何をすべきか自分で考えて能動的に進めていきます。
これは魅力であり、やりがいであり、また責任でもあります。
何をすべきかというのは、開発チームとお客様の状況を的確に把握したうえで、優先度をつけながら行いますので、簡単なことではありませんが、どうして自分がその役割を任されているかしっかり認識して、自分に求められている役割をしっかり果たせるように頑張ります。

ワークライフバランスはどうですか?

地方を飛び出し、大阪の街に飛び込みましたが、今の生活にすっかり慣れました。個人的にも全体的にも残業は少ないです。
仕事柄、営業日は自治体の開庁日と同じなので、これまで通り土日にしっかりリフレッシュできています。
土日にどうやってリフレッシュしているかはプライバシーに関わりますのでノーコメントです!

シフトプラスのここがすごい!

挑戦する姿勢ですかね。
僕のようなIT分野の新参者に対して、(きっとどこかでは役に立つだろうと)受け皿を用意してくださったし、それぞれの分野のスペシャリストが知識を惜しみなく発揮して新たなことに挑戦していくので、共に学びながら全体として成長していく感じがスゴイですね。

今後の目標を教えてください!

目標となる先輩がいますので、その先輩に少しでも追いつけるように頑張ります。
追いつくための方法や仕事の進め方は、その人によって異なると思いますので、諸先輩方の仕事を学びながら自分の性格や特徴に合った最善の方法を探していきたいです。
また、お客様と開発チームの双方に説明して納得させることが大切なので、その基となる自治体関連の制度やシステムの知識をもっと身に着けて、強みにできるように頑張ります。

最後に、周りの方からの印象をお聞きしました!
— 上司である自治体プラットフォーム部 部長より

自治体様特有のお仕事や裏の事務的な部分、慣習などは民間の人間ではわからないことが非常に多いです。
元自治体職員ということで、そういったところで、自治体ならこうする、こうしたい、という意見を出してもらえるのは営業的にも開発的にも非常に助かっています。
民間の効率的な考え方や新しい技術などをうまく吸収し、自治体様が受け入れやすいカタチでご提案できるようになれば怖いものなしだと思っています。

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