
- 2024年11月05日
今年もシフトプラスのバルーンが佐賀の空に飛び立ちました。

10月31日(木)~11月4日祝(月)に開催された〈2024 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(以下バルーンフェスタ)〉に、今年も参加いたしました。

バルーンフェスタは、佐賀県佐賀市にある嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催される、アジア最大級のスカイスポーツイベント。
シフトプラスは昨年より、佐賀を拠点に活動するバルーンチーム「B.C SKY-FAN」に「シフトプラス パワー!号(通称 パワーちゃん)」を預託しています。
異例のイベント中止
今年は警報級の大雨の影響を受け、11月1日(金)、2日(土)に予定されていた競技が中止。出店や子ども向けイベントもすべて中止となりました。
奇跡的に最終日は快晴となり、競技を行うことができたようです。
取材に訪れた初日は、平日にも関わらず、昼過ぎには河川敷が観客で埋まるほど賑わっていました。

今年のイベントについて、今回P2(操作補助のパイロット)を務めたB.C SKY-FAN の越智さんよりコメントをいただきました。
「強風でフライトできなかった初日の午前、 「飛ばすのは無理でも、せめて立ち上がった気球を観客の皆様に見せたい」というチーム全員の意思で、風に押されながらも気球を立ち上げました。
バルーンが立ち上がった瞬間「かっこいいー!」「おっきーい!」という歓声とともに拍手が巻き起こる光景を見ることができ、とても嬉しかったです。」
その日の風で決まる?バルーン競技
バルーンの競技(タスク)はなんと約20種類。
その日の天候、風から判断するため、どんな競技が行われるかは当日のお楽しみです。
31日(木)に行われたバルーンのタスクは、フライ・インと呼ばれるもの。

選手たちは、競技会が定めた離陸距離の範囲内から自分で離陸する場所を選び、マーカーと呼ばれる砂袋を河川敷に設置されたターゲット(ゴール)へ投下。落としたマーカーとターゲットの距離の近さを競います。
選手各自で風向きや気温を読んで離陸地を決めるため、様々な方角から河川敷に向かってくる姿を観ることができます。
バルーンが目の前を通りすぎていく光景は迫力満点!
高いところからマーカーを投げる選手、ぎりぎりまで地面に近づいて投げる選手、思うように風に乗れずマーカーを投げられない選手など、各選手の戦略や一喜一憂を間近で見ることができ、会場は大いに盛り上がりました。

人に感動を与える人たちを応援
今回競技として参加したバルーンは全部で70機。
バルーンフェスタは2回目の出場となる白木選手が、パワー!号で佐賀の空を飛びました。
「何とかフライトできた初日午後のフライインでは、予想に反して河川敷方面に吹く風が無く、 制限時間内に河川敷にたどり着くことができませんでした。
シフトプラス株式会社様の皆さんからの応援や、頼もしいクラブメンバーに助けられながら大会に出場できたこと、本当に感謝しています。
昨年の佐賀バルーンフェスタ以降、練習フライトや各地のイベントでパワー!号と共にフライトし、1年が経ちました。
今後もシフトプラス株式会社様・シフトプラス パワー!号と共にクラブ一同高みを目指して、色々なフライトに挑戦して行きたいと思います!本当にありがとうございました!パワー!」
とバルーンを企画した弊社取締役-佐藤(右)-1-768x512-1.jpg)
バルーン競技に取り組むうえで、ネックとなるのが練習機会の少なさ。
日本屈指のバルーンフライトエリアである佐賀平野でも、初夏シーズン(5月下旬~6月下旬)と秋冬シーズン(10月下旬~2月下旬)の2シーズンしか飛ばすことができません。
10月31日に開催されたバルーンフェスタですが、練習するためにエリアが解禁されたのはなんと10月21日から!
皆さん平日は会社員として働いているうえ、土日は雨の影響を受け思うように飛ばせず、練習回数はわずか1,2回だったようです。
それでも、バルーンが二機あったことで、「例年に比べ選手の練習時間を確保することができた」と、チームの皆さんから嬉しいお声をいただきました。
「B.C SKY-FAN」代表の於保さんに今後の展望をお伺いしました。
「昨年からパワーちゃんが加わり、チーム所有のバルーンが二機になりました。一人あたりの練習量が増えたことで、現パイロットの技術向上はもちろん、次の世代のバルーンパイロットを育てることができています。これからも大切に乗らせていただきます。」

「地域のために、人のために」という理念を胸に、これからもシフトプラスは、さらなる地域の活性化・地域への貢献を目指していきます。