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  • 2025年10月16日

「大ふるさと納税会議2025」を開催しました。

2025年10月15日(水)、シフトプラス株式会社は「大ふるさと納税会議」を開催しました。当日は、141の自治体及び関係者と、その他ふるさと納税関連の中間事業者やポータルサイトなど約400名が参加。 業界最大規模のふるさと納税セミナーとなりました。

大阪市にある大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催。

ふるさと 納税の制度理解とこれからを考える

昨年に続き、本セミナーのテーマは「ふるさと納税、本物はここにある」。近年成長を続けるふるさと納税市場ですが、一方で批判的な意見も度々見受けられます。制度理解と課題解決の観点から、ふるさと納税の「今」と「これから」について、自治体による事例発表やポータルサイトによるパネルディスカッションが行われました。
また、セミナー後は参加した自治体・関係者だけでなく、中間事業者やポータルサイトを含めた交流会を開催。会場は終始熱気に包まれ、大変な盛り上がりを見せていました。

各自治体によるプレゼンの様子(左上:北海道芽室町渡辺浩二様・右上:奈良県奈良市松本貴行様・左下:京都府京丹後市三浦大作様・右下:北海道別海町松本博史様)

ふるさと納税の“リアル”を話し合う、濃厚なプレゼンとディスカッション

自治体の事例発表では、ふるさと納税を効果的に活用する4つの自治体の職員にご登壇いただき、各自治体の事例を紹介。「国語と算数から始めるふるさと納税」をテーマに述べられた“ふるさと納税担当者が持つべき考え”や、ふるさと納税3.0におけるクラウドファンディングなど、「これから自治体が取り組むべきふるさと納税」について詳しく解説されました。どの事例も参加自治体が自身の状況に置き換えて考えやすい内容であり、参加者が熱心に耳を傾ける様子が見られました。

さらに、ふるさと納税研究の第一人者である慶應義塾大学の保田先生をファシリテーターに迎え、「ふるなび」「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」の大手ポータルサイトを運営する3社の代表によるパネルディスカッションを実施。
9月の駆け込み実績やこれからの動向、各社施策、注目の返礼品についてなど、参加者の関心事に焦点を当てた トピックスが取り上げられ、濃密なディスカッションが繰り広げられました。

パネルディスカッションの様子(左から、ファシリテーターとしてご登壇いただいた慶應義塾大学 保田隆明様・株式会社トラストバンク小室 秀明様・株式会社アイモバイル加藤秀樹様・楽天グループ株式会社田村 裕二様)

ふるさと納税をきっかけに地域の未来を明るいものにする

実際の事例に基づいた講演内容には多くの興味関心が寄せられ「他のセミナーでは聞けないような内容が聞けておもしろかった」「セミナーでの事例紹介や交流を通じて、モチベーションが向上しました」と嬉しいお声を多数いただきました。本セミナーをきっかけにさまざまな自治体関係者と関連事業者がつながることで、ふるさと納税業界全体がさらに発展していく力となることを願っています。

私たちシフトプラスは、システム開発を通じて地域のためにできること・力になれることを常に模索し、課題解決に向けたサポートだけでなく、ますます栄えていく地域と人のエネルギーになれるよう活動を続けていきます。