シフトプラスが支援する夕張市役所野球部が、東日本軟式野球大会(2部)で奮闘! – SHIFTPRESS

シフトプラスが支援する夕張市役所野球部が、東日本軟式野球大会(2部)で奮闘!

シフトプラスは、「地域と人のエネルギーになりたい」というコンセプトのもと、ふるさと納税に関わる業務を中心に、地域創生・地域活性化に取り組んでおります。また、より多角的なアプローチを目指し、近年は地域で活躍するさまざまなスポーツチームへの支援も積極的に行っています。

その取り組みの1つとして、今年から支援を行っているのが夕張市役所野球部です。夕張市役所野球部といえば、かつては全国大会常連の強豪チームでした。しかし2006年、市の財政破綻状態が表面化したことで、当時の所属メンバーの大半が市役所を退職。野球部は、休部を余儀なくされたのです。

それから10年もの時が経ち、徐々に増えてきた20代の職員たちから「野球部を復活させたい」という声が上がるようになりました。2006年当時から監督を務めていた教育課・堀靖樹さん(53)は、若手の熱意を受け、新チームでも指揮を執ることを決意。

ついに2019年、13年の時を経て、夕張市役所野球部は復活を果たしました。

チームを指揮する堀監督

 

メンバーは現在20名。20代中心のチームで、ほとんどが夕張市役所の職員です。

練習場はナイター設備がないため、17時半の勤務を終えるとすぐにグラウンドへ向かいます。雪の日は、主に体育館でシャトル打ちに励むなど、週4回の練習と試合を地道に積み重ね、昨年は復活後はじめて南北海道大会で優勝。全国の切符を勝ち取るまでに成長したのです。

迎えた5月27日~29日、神奈川県で行われた東日本軟式野球大会(2部)に出場。地方大会を勝ち抜いた全28チームが出場するこの大会で、夕張市役所野球部は宮城県のチームと対戦しました。互いに初戦突破を目指すこの試合。大接戦の末、夕張市役所野球部が3-4で見事勝利を収めました!

続く2回戦では神奈川県のチームと対戦。惜しくも敗れてしまいましたが、全力で戦う選手たちの姿に観客席からは大きな拍手がおくられました。敗れはしたものの、これまでの成績から1部への昇格が決まっている夕張市役所野球部。6月からまた、強豪ひしめく新たな舞台での戦いが始まります。

建設課・田中将也さん(22)は、市営住宅の管理を担当しながら、4番・キャプテンとしてチームを引っ張っています。働きながらの活動についてお話を聞くと、「野球部の練習があるからこそ、今日の仕事も頑張ろうという”モチベーション”につながるんです!」と笑顔で語ってくれました。

マネージャーを務める生活福祉課・二階堂ののかさん(23)は「以前、夕張市に住んでいた方や勤めていた方まで応援してくださり、本当に多くの方に支えてもらっている」「暗いイメージから、少しでも明るいニュースを野球部から発信できるよう、これからも”夕張市は若手が元気で頑張っています!”という前向きな姿を伝えたい」と勝利を収めたスコアブックを片手に話をしてくれました。


シフトプラスのロゴが入った練習着やユニフォーム 左から2番目・田中キャプテン


夕張市役所野球部を支えるマネージャーの2人 左・二階堂マネージャー

 


初戦突破後、家族らと喜びを分かち合う選手たち

 

 

シフトプラスはこれからも、地域のために奮闘を続ける夕張市役所野球部を応援していきます。

INFORMATION

夕張市役所野球部

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