地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が主催している、
自治体向けのシステム展示会「J-LISフェア」に出展しました。
「J-LISフェア」は自治体の職員さまに向け、先進的な情報システムなどを紹介する
日本最大級の展示会です。
シフトプラスは今年で5回目の出展。
多くの方々に弊社システムを体験していただきました。
ブースにお越しくださった方々に弊社システムを紹介
特に反響が大きかったのは、
日本DX大賞「行政機関・公的機関部門」で大賞を受賞した
『自治体AI zevo(ゼヴォ)』
シフトプラスと都城市が共同開発した「ChatGPT(チャットGPT)」と「Claude(クロード)」が利用可能な、生成AIプラットフォームです。
実際に活用されている具体例などを交えた講演会では、
多くの自治体職員のみなさまにお越しいただきました。
『自治体AI zevo(ゼヴォ)』のブース内講座を実施
Chatウィンドウでメッセージを送るだけ!
行政専用のネットワークLGWAN上で利用可能なので、
簡単に自治体の業務でご使用いただけます。
ユーザー数無制限で利用料金は全12プラン。
自治体の利用規模に適したプランを選べ、月ごとの切り替えも簡単に行えます。
現在、約70自治体でご利用いただいている『自治体AI zevo(ゼヴォ)』
共同で開発を行っている都城市・総合政策部デジタル統括課主幹 佐藤 泰格さんにお話を伺いました。
Qどんな場面で利用されることが多いですか?
他の課が作った文章をチェックする際によく利用しています。最初にZEVOで間違いがないかを確認してから、自分自身で最終チェックをする作業に変えてだいぶ楽になりました。
Q都城市職員のみなさまからは、どんなお声がありますか?
特にClaudeも使用できるようになってからは日本語の対応力が格段に上がり「ものすごく使いやすくなった」「やめられない!癖になる!」と言われますね。なくなったら仕事できないっていう声もあります(笑)
QこれからZEVOに期待することは?
多くの人たちに使ってもらえるようになりましたが、それでもまだ全体の一部です。いろんな人たちが“日常使いをする”というところまでもっていきたいと考えています。メールチェックを毎日するように、“何かをやる時にはまずZEVOを念頭に考えてみる”みたいになるよう期待しています。
Q小さな市町村にも普及させるためには?
小さな自治体でも文書作成などの作業は必ずあると思うので、規模感に関係なく普及できると思っています。ただ浸透させるためには、手を動かして実感いただく、現場でのワークショップが重要です。そこを丁寧に行っていければ、小さな自治体でも十分に使っていただけるような環境になると思います。
Q“生成AI”と聞くと、ご年配の方はちょっと敬遠されませんか?
そうなんです。でも実は、管理職向けのワークショップが一番盛り上がるんですよ!管理職の方って本当に文書作成・確認作業が多い中で、アイデアも出さないといけない。そういう意味では、部下に指示を出して何かをやってもらうという仕事を常日頃からやっているので、生成AIとの相性はとてもいいんです。デジタルが苦手な人こそ、生成AIを使うと概念が変わるので、突破口として使っていただけると信じています。
これからもシフトプラスは、地域の課題をシステム開発で改善し、
地域のポテンシャルを引き出していきます。