広報ブログ
  • 2025年11月16日

“八女愛”試された半年間 地元の高校生×事業者による『ふるさと愛プロジェクト』完結

2025年5月24日(土)から半年間に渡って取り組まれた、福岡県八女市の町おこし企画『ふるさと愛プロジェクト』が最終日を迎えました。この企画は地元の高校生と事業者がタッグを組み、ふるさと納税の返礼品を企画開発するというもの。

シフトプラス株式会社は、受託事業の一環として当プロジェクトに参加。返礼品開発後のサポートに加え、最終日に行われたプレゼンテーション大会の審査員や取材を行いました。

イベント特設サイトはこちらから

返礼品開発までの道のり

本プロジェクトには市内5つの高校が参加。5月24日(土)に行われた合同ミーティングでは、1校に対し1事業者の組み合わせでプロジェクトチームが結成されました。

合同ミーティングでは、ふるさと納税の仕組みや商品の特徴を学ぶところから始まりました。

返礼品公開までに用意された準備期間は約4か月。工場見学や市場調査を行うほか、授業や部活動の合間を縫って話し合いを重ねます。高校生たちは、パッケージデザインや商品内容などの開発準備から、出品に必要な返礼品詳細ページ用の商品撮影やページ構成までを一貫して行いました。

完成した返礼品たちはこちら!

10月1日(水)、味わいや容器などを試行錯誤し、5つの返礼品が完成。高校生ならではの自由な発想と、事業者の製品に対する熱い思いがこもった逸品が集まりました。

Aチーム
西日本短期大学附属高等学校×株式会社アルノ
国産百花蜂蜜1kg(500gとんがり容器×2本)

Bチーム
八女学院高等学校×八女茶sweetsなつめ
お茶もなかの宝箱 和菓子と八女茶のセット品

Cチーム
福岡県立八女農業高等学校×株式会社ニシコーフードサービス
たけのこの都(みやこ) お惣菜&おむすびセット

Dチーム
福岡県立輝翔館中等教育学校×まる昌醤油醸造元
OYASAI DIVE ディップソース 3種類セット

Eチーム
福岡県立福島高等学校×株式会社マルミツサンヨー
ふるさとの燈(あかり)ゼリーセット

上記の返礼品は10月1日より寄附受付を開始し、130件を超える寄附が集まりました。現在も寄附を受け付けております。(一部品切れあり)

半年間の努力が報われ、称えられた最終日

そして迎えた最終日、11月16日(日)。この日は各高校の代表によるプレゼンテーション大会のほか、一般に公開された試食体験コーナーもあり、大きな盛り上がりを見せました。

プレゼンテーション大会では、返礼品を通して各チームの八女市に対する熱い想いが語られました。
試食コーナーには多くの人だかりが。思いのこもった品はどれも絶品でした。

そしていよいよ表彰式。グランプリには、もなかと八女茶のセットを手掛けたBチーム(八女学院高等学校×八女茶sweetsなつめ)が選ばれました。

グランプリを受賞した八女学院高等学校
半年間ともに頑張った仲間たちとパシャリ.

表彰式のあとに行われた八女市長・簑原氏の総評では、高校生の想いに当てられたのか、簑原氏の口調にも熱が入ります。

市長の話を間近で聞ける貴重な時間となりました。

また、高校生が自ら作成したお礼状を添えて返礼品を梱包し、実際に返礼品を発送。
最後の仕事として、思いを込めてつくった品を寄附者のもとへ届けました。

一つひとつ丁寧に梱包した返礼品を、直接配達員さんへ託しました。

審査員として参加した弊社大分営業所 推進サポート部課長 寺田も、

どのチームも“どうやって八女市らしさを出すか?”“寄附者に選んでもらうために必要なことは?”という部分がよく練られていて、半年間の軌跡と努力が伝わってくるプレゼンでした。
高校生が自分たちでつくった返礼品を、丁寧に梱包している姿がとても印象的で、“届けるところまで自分たちでやる”という責任感を強く感じました。参加者全員の八女市への愛が伝わる素晴らしいイベントでした。

と話し、ふるさと納税がもたらすエネルギーを再確認しました。

高校生の熱い思いを受け、コメントする弊社スタッフ 寺田

シフトプラスは、これからもそれぞれの地域が今よりも明るくなるような取り組みに積極的に参加し、一人ひとりの新しい体験や機会づくりに貢献します。